OKINAWA · PROGRAMMERS · 2006—2020

沖縄のプログラマコミュニティ Java Küche

2006年に沖縄で設立されたプログラマコミュニティ Java Küche の目的、勉強会、特別企画、お知らせをたどる活動記録です。

沖縄の海とプログラミングの構造を重ねたイラスト

Java Küche(ジャバクーヘ)は、沖縄でのJavaの普及、Java技術者の育成、そしてJavaに限定しないプログラマのコミュニケーションの場を提供するため、2006年7月21日に設立されました。ウムラウトを使えない場合には、会則に定めた表記「Java Kueche」を用いていました。

このサイトでは、約14年にわたって積み重ねられた勉強会、記念講演、技術イベント、総会と運営の記録をまとめています。内容はすべて過去の活動についてのものです。開催予定や参加募集ではなく、沖縄でプログラマが会社や立場の違いを越えて学び合った歩みを読むための記録です。

設立の趣旨

設立時に掲げた趣旨は、三つの方向を持っていました。第一は、会社の枠を超えたプログラマのディープな語らいの場をつくること。第二は、先進的な技術情報に触れることによって、一人ひとりの学ぶ意欲を高めること。第三は、全国で活躍する技術者との交流の窓口となり、最新情報をタイムリーに沖縄へ届けることでした。

  • 技術を学ぶ:Java、テスト、Web開発、データベース、アジャイル開発などを、発表と実習の両方から扱いました。
  • 経験を共有する:所属の異なるプログラマが、現場で得た知見や課題を持ち寄りました。
  • 沖縄と全国をつなぐ:県外の技術者を招く記念講演や国際会議の報告会を通じ、技術の動きを沖縄で共有しました。

主な活動

中心となったのは、原則として土曜の午後に琉球大学で開いた勉強会です。2006年の第一回から2016年の第二十三回まで、Ruby on Rails、Seasar、JUnit、テスト駆動開発、JavaFX、Spring AOP、Android、Git、Java SE 8、アジャイル開発など、多様なテーマを扱いました。全23回の番号・日付・テーマは活動実績にまとめています。

このほか、毎年の節目には県外の技術者を迎えた記念講演を企画しました。Agile Japanの沖縄サテライト、JavaOneの報告会、Open Source Conference Okinawaへの参加、データベースを取り上げた特別勉強会、ハッカソン、Kubernetesを題材にした企画、週次のリモートもくもく会「great-okinawa」も活動の一部でした。記念講演と特別企画は特別企画、日付ごとの案内はイベント案内からたどれます。

技術記録を読む

活動の範囲はJavaだけに限定されませんでしたが、Java技術を沖縄で学ぶという軸は一貫していました。言語やプラットフォームの現在の基礎情報にはJava学習リソース、仕様策定の仕組みにはJava Community Processが参考になります。本サイトには、土居俊彦氏によるJava Framework講義も収録し、MVC、Struts、DI、AOP、Seasar2、S2Daoを一つの講義資料として読めるようにしています。

活動の索引

お知らせには2014年から2017年までの13件の記事を掲載しました。運営体制では歴代役員と任期を、会則では団体の目的と運営原則を、総会資料では各回の総会をたどれます。参加についてには、活動当時の参加方法を記しています。

Java Kücheの歩みは、派手な成果を掲げるものではなく、定期的に集まり、話し、手を動かし、得た知識を次の人へ渡すことの積み重ねでした。この記録が、沖縄におけるプログラマコミュニティと技術学習の足跡を知る手がかりになれば幸いです。